暗号資産を売買する場合には、販売所もしくは取引所を経由して暗号資産の取引をすることが一般的です。販売所と取引所で仕組みなどが異なってくるため注意が必要となります。

販売所と取引所でまず大きく異なるのは、暗号資産を取引する相手です。販売所の場合は、取引するユーザーが販売所と取引をする仕組みとなっています。一方で、取引所の場合は暗号資産の取引しているユーザ同士の間で取引をする仕組みとなっているのです。販売所では、暗号資産の交換業者から暗号資産を買いますが、スプレッドと呼ばれる見えない手数料が存在します。スプレッドは必要となりますが、取引もしやすくツールなども整っているため、初心者でも気軽に取引ができる利点があります。一方で、取引所では自分で決めた価格、数量で暗号資産を売買していきます。そのため、自分で決めた価格で買い手がなければ、売買注文は成立しません。取引所では、ユーザ同士での需要と供給にて売買が成立している仕組みとなっています。

このように暗号資産を取引するための販売所、取引所で仕組みや機能も異なってくるため、取引をする上で知識として知っておく必要があります。初心者でも利用しやすい販売所を経由して取引をする方が多いです。