【PR】

ビットコインの価値はどのようにして決められる?

恐らくビットコインという言葉を、今現在知らない人はいないでしょう。円という貨幣を知らない人はいないのと同じように、仮想通貨(暗号資産)の代表的通貨です。ビットコインは前述のブロックチェーンによって生まれた最初の仮想通貨です。ビットコインが生まれたとき1ビットコインは0.2円の価値しかありませんでした。ところが2021年現在1ビットコインは500万円以上の価値があります。

では、ビットコインの価値がどのように決めているかというと、これはビットコイン市場に参入している投資家全員の総意として決定されます。円やドルは国が保証しているため、100円をコンビニコーヒー1杯分の価値として認識できますが、仮想通貨には法定通貨のような発行媒体による保証がありません。ビットコインはざっくり言うと、みんなが欲しいと思えば価値が上がり、みんながいらないと思えば価値は下がりるという仕組みです。

 

中央銀行による保証はありませんが、考え方によっては民主的な通貨と言えます。世界中でオンラインで繋がっているコンピュータによって、仮想通貨市場に参入する人達が国や人種を超えて決めるため、法定通貨である1ドル=110円といった為替レートを考えず、東京にいる日本人が持っていても、ニューヨークにいるドイツ人が持っていても、ロンドンにいるアメリカ人、あるいはネパールのエベレスト頂上にいるパプアニューギニア人が持っていたとしても、仮想通貨市場に参入しているならば、1ビットコインの価値に変化はありません。つまり、仮想通貨(暗号資産)とは、この地球上においてもっとも民主的でもっとも公平な価値を保証する通貨であり、中でも最もメジャーなのがビットコインになります。

仮に全世界共通の通貨としてビットコインが認められたとしたら、アメリカに行く際にわざわざドルへと換金する必要もなく、どの場所でも等しい価値として扱うことができるのです。